9Pic Select、イベント写真のワークフローにクライアントによる写真確認を導入
9Pic Selectは、クライアントによる写真確認のための機能です。クライアントや社内の確認担当者が写真を選び、ファイルの正確な情報を保ったまま、整理された編集リストをフォトグラファーに渡せます。
リリースノート:アップロードと配信の基盤を構築したあと、次に繰り返し寄せられた要望が写真確認でした。チームに必要だったのは、参加者が写真を見つけることだけではありません。クライアントが写真を承認し、候補を絞り込み、選んだ写真を正確に編集担当へ戻せることも必要でした。詳しくは9Pic Selectの製品ページをご覧ください。
リリース内容
9Pic Selectは、9Pic AIにクライアントによる写真確認のワークフローを加えます。チームは確認用のギャラリーを公開し、選ばれた画像を集め、決定したリストを編集や最終納品のために書き出せます。
これは、一般公開されたイベント写真を探すのとは別の作業です。検索は、参加者が自分の写真を見つけるのに役立ちます。Selectは、主催者、ブランドチーム、学校、企業のクライアント、ウェディングのクライアントが、どの画像を次の制作工程に進めるかを決めるのに役立ちます。
今このタイミングで開発した理由
アップロードとギャラリーのホスティングに9Pic AIを使うイベントが増えるにつれ、別の問題が出てきました。クライアントが編集を依頼するとき、スクリーンショットやWhatsAppのメッセージ、形式の決まっていないファイル名のリストを送ってくるのです。そのため、避けられたはずのミスが起きていました。
最も多かった問題は、ファイル名の重複です。2台のカメラがどちらもDSC_0001.jpgを生成することがあります。複数日にわたるイベントでは、フォルダーをまたいで同じファイル名が使われることもあります。カメラ1台、フォルダー1つの規模を超えると、ファイル名だけに頼る写真確認は崩れやすくなります。
9Pic Selectで変わったこと
クライアントによる選定
スクリーンショットやチャットのメッセージを追いかける代わりに、構造化された確認の流れで承認済みの画像を集めます。
CSVの書き出し
選ばれたファイル名を、編集担当者が絞り込み、並べ替え、処理できるスプレッドシート向けの形式で書き出します。
正確なファイルパス
選んだ写真ごとにアップロード時のフォルダーのパスを保持するため、ファイル名が重複していても編集担当者が誤ったファイルを開くことはありません。
製品の歩みにおけるSelectの位置づけ
9Pic Selectは、プラットフォームを構成する新たな要素です。それまでの開発は、メディアをシステムに取り込み、イベントギャラリーを検索しやすくすることに重点を置いていました。Selectは、社内の制作の流れを加えます。アップロードと確認のあと、実際に編集、レタッチ、クライアントへの納品、スポンサーの承認が必要なのはどの写真か、という判断です。
そのため、SelectはLightroomのCSVワークフローのガイドより前に位置しています。このガイドは、Selectが提供するようになった構造化された書き出しを前提としています。
ワークフローの例
- 企業イベント:マーケティングチームが、キャンペーンで使うステージ、スポンサー、経営陣、交流会の写真を絞り込みます。
- 学校・大学:担当者が、卒業アルバム、証明書、SNS投稿、保護者への連絡に使う画像を選びます。
- ウェディング・プライベートイベント:クライアントが、ファイル名を長々と列挙したメッセージを送らずに、レタッチする写真を選びます。
- 大会主催者:チームが、一般向けに再利用する前に、スポンサー、フィニッシュ地点、表彰台、報道向けの写真を承認します。
今後できるようになること
Selectは、写真確認をサポート業務から、毎回同じ手順で回せるワークフローに変えます。選定リストが構造化されれば、Lightroom、レタッチ、ダウンロード、証明書、キャンペーン、最終納品のパッケージへとより速く進めます。
編集担当への実際の引き継ぎについては、続編のガイドLightroomでファイル名から一括選択:クライアントによる写真確認のためのCSVワークフローをご覧ください。